今日は観劇。
本多劇場にて上演中の『サンシャイン・ボーイズ』(ニール・サイモン作)を観てきました。加藤健一事務所の公演です。
先月だったかな、同作品の戯曲本を読んで、ぜひとも舞台を観てみたいと思っていた作品です。チケットが取れてほんとよかった。
前回の『鍵泥棒のメソッド→リブート』に続いての本多劇場参戦となりましたが、前回がドルオタ全開の客席で面食らったのに対し、今日の客層は年齢層高め、本来の芝居好きの方々が集まっている印象でした。
加藤健一事務所の演目がね、洒落た翻訳物の芝居ばかりなので、そういう芝居が好きな人たちが集まっていたと思われます。
芝居は期待通りといいますか、十二分に楽しむことができました。観に来れてよかった。本当に。
往年のお笑いコンビ「サンシャイン・ボーイズ」の二人を加藤健一、佐藤B作の両氏が好演、熱演が何にもまして光っていたこの作品。
元よりベテランのお二人が脚本の設定通りの年齢になり、それぞれの役を演じたことで、それこそニール・サイモン氏が描きたかった『サンシャイン・ボーイズ』にかなり迫る出来になっていたのではないかと思われました。
作品は、前述の往年のお笑いコンビ「サンシャイン・ボーイズ」の二人、ウィリーとアルのお話です。
仲違いからコンビとしての活動を停止して以来、11年間一度もも顔を合わせず連絡もとらずでいた二人のところにテレビ局からコンビとしての出演のオファーが来るのですが、反りが合わないのは昔と同様で、歳をとった分むしろお互いに受け入れ合えなくなっており、稽古を使用にもいがみ合ってばかり。
それでも、なんとかテレビ局でのリハーサルにこぎつけるのですが、そこでも諍いが発生し…というのが作品の概要です。
最後の最後、びっくりするようなオチとそこで両者から飛び出す往年のコントのセリフ。二人がそれを言ってお互いを指さした時(おそらくこれもコント内の動きなのでしょう)、観ていてなんか涙ぐんでしまいました、私。
元々コメディアンの劇ということで、その言動のひとつひとつが随所で笑いをとっていましたが、笑いだけではないんですよね。
ニール・サイモン作品のユーモアとかペーソスといったものもいかんなく発揮されていた作品であったと思います。本当に観に行けてよかった。
もっとニール・サイモン作品が観たいな、こうなると。
加藤健一事務所の芝居を観るのもかなり久しぶりでしたが、相変わらず上質な翻訳物の芝居を見せてもらえてとてもうれしかったです。感謝。
本多劇場にて上演中の『サンシャイン・ボーイズ』(ニール・サイモン作)を観てきました。加藤健一事務所の公演です。
先月だったかな、同作品の戯曲本を読んで、ぜひとも舞台を観てみたいと思っていた作品です。チケットが取れてほんとよかった。
前回の『鍵泥棒のメソッド→リブート』に続いての本多劇場参戦となりましたが、前回がドルオタ全開の客席で面食らったのに対し、今日の客層は年齢層高め、本来の芝居好きの方々が集まっている印象でした。
加藤健一事務所の演目がね、洒落た翻訳物の芝居ばかりなので、そういう芝居が好きな人たちが集まっていたと思われます。
芝居は期待通りといいますか、十二分に楽しむことができました。観に来れてよかった。本当に。
往年のお笑いコンビ「サンシャイン・ボーイズ」の二人を加藤健一、佐藤B作の両氏が好演、熱演が何にもまして光っていたこの作品。
元よりベテランのお二人が脚本の設定通りの年齢になり、それぞれの役を演じたことで、それこそニール・サイモン氏が描きたかった『サンシャイン・ボーイズ』にかなり迫る出来になっていたのではないかと思われました。
作品は、前述の往年のお笑いコンビ「サンシャイン・ボーイズ」の二人、ウィリーとアルのお話です。
仲違いからコンビとしての活動を停止して以来、11年間一度もも顔を合わせず連絡もとらずでいた二人のところにテレビ局からコンビとしての出演のオファーが来るのですが、反りが合わないのは昔と同様で、歳をとった分むしろお互いに受け入れ合えなくなっており、稽古を使用にもいがみ合ってばかり。
それでも、なんとかテレビ局でのリハーサルにこぎつけるのですが、そこでも諍いが発生し…というのが作品の概要です。
最後の最後、びっくりするようなオチとそこで両者から飛び出す往年のコントのセリフ。二人がそれを言ってお互いを指さした時(おそらくこれもコント内の動きなのでしょう)、観ていてなんか涙ぐんでしまいました、私。
元々コメディアンの劇ということで、その言動のひとつひとつが随所で笑いをとっていましたが、笑いだけではないんですよね。
ニール・サイモン作品のユーモアとかペーソスといったものもいかんなく発揮されていた作品であったと思います。本当に観に行けてよかった。
もっとニール・サイモン作品が観たいな、こうなると。
加藤健一事務所の芝居を観るのもかなり久しぶりでしたが、相変わらず上質な翻訳物の芝居を見せてもらえてとてもうれしかったです。感謝。
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by harris-b48
| 2024-01-28 17:48
| 演劇